予備校とはどんなところなのか

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予備校は、様々な試験対策を生徒に教える教育施設です。
一番有名なのは大学受験のための学校で、現役高校生や浪人生などが通います。
受験に必要な科目を選ぶことができ、効率的に勉強を進められるのがメリットです。
入学時には学力テストを行い、生徒の実力を確かめます。
テストを行うことで学校側が生徒の学力を把握出来るだけでなく、自分自身でも実力が分かります。
目標が設定しやすくなり、志望校を決めるときの参考にもなるのです。

講師が講義形式で授業を行うことが一般的

高校までの基礎があまり出来ていない場合は前期のカリキュラムで基礎固めをして、受験に最低限必要な知識を詰め込みます。
ほとんどの学校では夏休み前までに基礎を固めて、その後に本格的な受験勉強に進みます。
講師が講義形式で授業を行うことが一般的で、生徒は先生の話しを聞くスタイルです。
自分で必要だと思う講義に出席して、授業を受けます。

マンツーマンで授業をする訳ではないので、ある程度のやる気が必要となります。東進衛星予備校MSGの費用はどうなの?評判は?
また毎年多くの受験生が学校を利用しているのでどうしたら大学に合格するのか、どの部分がテストに出るのかなど細かなデータを持っています。
効率的に大学に合格するためにはどうすれば良いのか熟知しているので、通っていれば短時間で合格することも夢ではありません。

カリキュラムやコースの選び方

講師は基本的に学校側との個人契約なので、実力がないとすぐにクビになってしまう可能性があります。
大学の合格率や生徒数が少ないと、契約はして貰えない仕組みです。
ですから常に実力のある講師ばかりを集めることができ、高水準の授業を提供することが出来るのです。
入学するときには、自分の志望校などに合わせてカリキュラムやコースを選びます。
国立か私立、文系か理系など目指している方向性に合わせて選ぶのがポイントです。
難関校や医学部を目指す場合はそれに特化したコースなどを選んで、より効率良く合格出来るようにします。
コース選びに迷ったときには学力テストの結果ややりたいことを考えて、慎重に選びましょう。
予備校によっては途中でカリキュラムやコースを変えられることもあるので、確認してから入学するようにします。

予備校に通うための費用について

予備校に通うための費用は利用する学校によって違いはありますが、平均は100万円と言われています。
入学金と授業料、夏期講習や模擬試験、交通費などが内訳です。
入学金の相場は3万円で、授業料は国立の文系なら60万円以上となります。
国立の理系志望なら、授業料は70万円程度です。
追加で補習などを受けると、追加料金が掛かることもあります。
夏期講習などの季節ごとの講義では、約30万円の費用が必要です。
短期集中で多くの授業を受けることになるので、ある程度お金が掛かるのが普通です。
模擬試験は一度の受験で5000円で、回数が多ければ多いほど費用は加算されます。
何度も受けることになる高校3年生は、年間で3万円以上掛かることもあるほどです。
費用は通う学校や選ぶコースによって違ってくるので、きちんと計算してから選ぶようにしましょう。

予備校に通う生徒の1日は現役生と浪人生で違いがある

予備校に通う生徒の1日は、現役生と浪人生で違いがあります。
現役生は朝から夕方まで学校に行って、授業を受けます。
学校が終わったら、1つから3つの講義を受けて終了です。
講義は夜遅く始まることもあるので、学校が終わって時間があるときには施設内の自習室で勉強することもあります。
休日は学校が休みなので朝から施設に足を運び、夜まで勉強するスケジュールです。
長い休みになると、講義が深夜まで行われることも珍しくありません。
浪人生の場合は学校がないので、1日中予備校で過ごすことになります。
週に15個の講義を受けるので、朝から晩まで勉強します。
食事以外の時間は授業で埋まっていて、ほとんどの時間を受験勉強に費やすのです。

講義は経験豊富な講師が考え抜いた授業をしてくれる

より勉強に集中出来るように学校によっては生徒専門の寮があったり、浪人生専門の自習室を設けたりしています。
周囲から一定の距離を置くことで自分の勉強に集中することができ、合格を掴み取れるようになるのです。
講師が一方的に授業を行うスタイルなので、分かった気にならないようにすることが大切です。
講義は経験豊富な講師が考え抜いた授業をしてくれるので、とても分かりやすい内容になっています。
その場では理解したつもりでも、授業で教えて貰った問題を前にしたときには分からないというケースもあるのです。
さらに自分自身で何か作業をするのは黒板に書かれた内容を書き写すことだけなので、問題を自分で解くことはありません。
分かりやすい話しを聞いて分かった気にならずに、実際に自分で問題を解くようにしましょう。
なるべく講義の前には予習をして、解けなかった問題の解説を授業中に聞きます。
そうすれば自然と復習することができ問題を解く力を身につけられるのです。

まとめ

講義前に予習をせずに授業を受けてしまうと解説を聞いただけで解けると勘違いしてしまい、実力は身につきません。
分かったつもりにならないように、自分自身で予習を積極的にしましょう。